カタールがOPEC脱退?どうなるの?

ちょっと気になるニュースが入ってきました。ブルームバーグ(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-03/PJ5DSM6JIJUR01)によれば来年1月1日にカタールがOPECを脱退するそうです。

 

カタールが石油輸出国機構(OPEC)を来年1月1日付で脱退すると同国のサダ・エネルギー・産業相がドーハで開いた記者会見で明らかにした。

サダ・エネルギー相はOPEC脱退について「テクニカル(技術的)」なものであり、天然ガスの生産に集中する方針だと述べる一方、脱退後はOPECの合意に拘束されないと言明した。

OPECは6日に総会の開催を予定しており、カタールのOPEC脱退は総会を控え、さらにロシアとサウジアラビアが、OPECと非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の枠組みを2019年まで継続することを確認した直後というタイミングで発表された。カタールがOPECの生産統制から外れることは、同国が脱退後に増産に動き、原油価格を支えるための努力が損なわれる可能性があることを意味する。

カタールの原油生産量はOPEC加盟国11番目で、10月は日量61万バレル程度を産出した。同国は世界最大の液化天然ガス(LNG)の輸出国。

ブルームバーグ(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-03/PJ5DSM6JIJUR01)より

え、石油危機で価格は上がる?なんて反応、しませんでした?私は一瞬考えました。しかし、実は石油が下がることはあれ、上がることはないんですよね。なぜなら、今、OPECは石油の価格を維持しようとして減産しようとしているのですから。もちろん、これで価格があがればOPECに加入せずに石油を売っている国々は大喜びなわけですが。具体的にはロシアとか、ですね。

で、カタールは日本とも天然ガスの輸入で深い関係にあります。

上のチャートはWTI原油先物の日足です。ずっと下がってきて、やや反転の兆しです。もしかしたらカタールのニュースに反応したのかもしれません。

ですが、カタールはずっとサウジアラビアに国境を封鎖されており、国防にトルコの助力といより、トルコの軍隊を派遣して抑止力としています。

危機としてはいまさらな、わけですね。ただ、フランスの政情不安などからも何がどうなるかわかりません。市場の動きには気をつけたいですね。

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